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更新日:2023年4月3日
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幻の秘湯!黒平温泉
現在、市内には湯村温泉や積翠寺温泉、甲府温泉など、たくさんの温泉がありますが、その昔、黒平町にも温泉があったことをご存じですか?
黒平温泉は、摂氏25℃以下の冷泉で、江戸時代以前から昭和35年ごろまで旅館などが営業されていました。
市内最北端にある黒平町は標高が1,000mを超え、その冷涼な気候から6~8月に来客が集中していました。また、江戸時代は、金峰山の山頂にある金櫻(かなざくら)神社の本宮への参詣ルート沿いに位置していたこともあり、参詣者と湯治客で大変にぎわったそうです。
元文2(1737)年7月に黒平温泉を訪れた八日町(現:中央)の町人の日記には「温泉湯は約700名もの湯治客でごった返し、宴会を開き浄瑠璃(るり)や三味線などで大いに楽しんだ」と記されています。
また、「山梨県史・資料編10」には、県内だけではなく、長野県の佐久や諏訪など遠方からも来客があったと記述があり、甲府の名所の1つだったことがうかがえます。
下黒平の人たちは、現在でもパイプを使って自宅に温泉を引き、沸かして入浴などに使っているそうです。
※現在、黒平温泉に入浴できる施設はありません。