ホーム > 健康・医療・福祉 > 医療 > 感染症 > 疾患別情報(感染症別情報) > 新型コロナウイルス感染症について
印刷
ページ番号:26663
更新日:2024年12月16日
ここから本文です。
新型コロナウイルス感染症について
新型コロナウイルスとは
コロナウイルスのひとつです。コロナウイルスには、一般の風邪の原因となるウイルスや、「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」ウイルスが含まれます。
感染経路
エアロゾル感染
空中に浮遊するウイルスを含むエアロゾルを吸い込むことによる感染。
(エアロゾルは1メートルを超えて空気中にとどまりうることから、長時間滞在しがちな、換気が不十分であったり、混雑した室内では、感染が拡大するリスクがあります)
飛沫感染
ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着することによる感染。
接触感染
ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を触ることによる感染。
(WHOは、新型コロナウイルスは、プラスチックの表面では最大72時間、ボール紙では最大24時間生存するなどとしています)
感染力
- 鼻やのどからのウイルスの排出期間の長さに個人差がありますが、発症2日前から発症後7~10日間は感染性のウイルスを排出しているといわれています。
- 発症後3日間は、感染性のウイルスの平均的な排出量が非常に多く、5日間経過後は大きく減少することから、特に発症後5日間が他人に感染させるリスクが高いことに注意してください。
- 排出されるウイルス量は発熱やせきなどの症状が軽快するとともに減少しますが、症状軽快後も一定期間ウイルスを排出するといわれています。
症状と治療
症状
- 発熱、呼吸器症状、倦怠感、頭痛、消化器症状、鼻汁、味覚異常、関節痛、筋肉痛などが多く見られています。
治療
- 重症化のリスク因子(高齢者、肥満、慢性肺疾患、糖尿病、腎臓病、心臓病、免疫機能の低下、妊婦など)がない人は、十分な休養と症状を和らげる薬(対症療法)を使用することで、特別な治療を受けなくても自分の免疫の働きによって自然に治ります。対症療法のための薬はドラッグストアなどでも購入できます。感染したときに備えて、事前に準備しておくといいでしょう。
- 新型コロナウイルス感染症治療薬の投与の要否については、医師の診断に従ってください。
- 治療や検査等にかかる医療費等の扱いについて以下のとおりとなります。
| 令和6年4月以降 | 令和6年3月末まで | |
| 外来医療費 | 自己負担 | 自己負担 |
| 入院医療費 | 公費負担は終了し、医療保険の負担割合に応じた通常の自己負担 | 高額療養費の自己負担限度額から公費負担で1万円を減額(1万円未満の場合はその額) |
| コロナ治療薬 | 公費負担は終了し、医療保険の負担割合に応じた通常の自己負担 | 一部公費負担 |
| 検査費 | 自己負担 | 自己負担 |
参考:厚生労働省ホームページ:新型コロナウイルス感染症に関する令和6年4月以降の対応について(別サイトへリンク)
相談窓口について
体調に不安がある方
かかりつけ医がいる場合
かかりつけ医等、最寄りの医療機関に電話をして相談をしましょう。
かかりつけ医がいない場合
医療情報ネット【ナビイ】からお探しください。
緊急性等に迷う場合(救急安心センターやまなし【救急電話相談窓口】)
- こんな症状で救急車を呼んでいいのかな…
- 具合が悪いけどすぐに病院に行った方がいいかな…
- 手遅れになったらどうしよう…
- 近所の目が気になるから救急車を呼ぶのは控えよう…
以上のように迷う時は、#7119(IP電話・ダイヤル回線の場合は055-223-1418)にご相談ください。
救急・重症の時は迷わず119番で救急車を呼んでください。
罹患後症状(いわゆる後遺症)にお悩みの方
罹患後症状とは、WHO(世界保健機関)の定義によると「新型コロナウイルス感染症に罹患した人にみられ、少なくとも2か月以上持続し、他の疾患による症状として説明がつかないもの」とされています。
長引く症状がある場合は、まずはかかりつけ医または症状に応じた診療科目の医療機関を受診しましょう。
診療可能な医療機関など詳細についてはこちらをご覧ください【山梨県HP:新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)について 】(別サイトへリンク)
感染した際の対応について
ご自身が感染した場合
法律に基づく行動制限はありません。ただし発症後5日間は他人に感染させるリスクが高いため、外出を控えることを推奨します。またその後も、発症後10日間を経過するまでは、ウイルス排出の可能性があることから、マスク着用やハイリスク者(高齢者・妊婦等)との接触などにご配慮ください。
なお出勤・登校等はそれぞれの職場・学校の指示に従ってください。
周囲の方が感染した場合
保健所から濃厚接触者等として特定されることはなく、感染症法に基づく外出自粛は求められません。
ただし同居家族は可能であれば部屋を分けるなどし、感染に注意してください。また、外出する場合はマスクの着用やハイリスク者(高齢者・妊婦等)との接触にご配慮ください。
5類移行後の感染対策「5つの基本」
令和5年3月8日、新型コロナウイルス対策について厚生労働省へ助言する専門家組織「アドバイザリーボード」の会合において、5類移行後の感染対策について「5つの基本」が提言されました。
(1)体調不安や症状がある場合は無理せず自宅で療養あるいは受診をする
発熱・下痢・嘔吐・発疹などの症状が出てきた場合には、無理せず自宅で療養しましょう。なお必要時はかかりつけ医などの医療機関を受診しましょう。
なお高齢者や持病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には、体調管理をより徹底して行いましょう。
受診の目安
- 発熱
- 風邪様症状(咳、のどの痛み、頭痛、倦怠感)
- 味やにおいがわからないなどの異常を感じる
(2)その場に応じたマスクの着用や咳エチケットの実施
マスク着用は個人の判断が基本となりますが、他者を感染させない効果に次いで、自らが感染するリスクを下げる効果も認められています。マスク着脱の判断については、地域の感染症流行状況、周囲の混雑・密集状況、空間の広さ・狭さ、その場にいる時間の長さなど感染のリスク、目の前にいる人の重症化リスクの程度、不特定集団の中かどうかなどを考慮しましょう。
また、他人に感染させないために、咳・くしゃみをする際に、マスクやティッシュペーパー、ハンカチなどを使って、口や鼻をおさえる「咳エチケット」を心がけましょう。
(3)換気や三密(密集・密接・密閉)の回避
特に不特定多数の人がいるところでは、換気(空気の入れ替え)、人との間隔を空ける、空いている時間帯や移動方法の選択、空いた場所の利用などによって、呼吸器感染症の感染リスクを下げられます。
(4)手洗い習慣・手指消毒の活用
食事前、トイレの後、帰宅した時などには、まずは手洗いをしましょう。20〜30秒程度で流水と石鹸で丁寧に洗うことが大切です。なおすぐに手洗いができない状況では、手指消毒薬の使用も有効です。
(5)適度な運動や食事など生活習慣を整えましょう
一人ひとりの健康状態に応じた運動や食事、禁煙等、適切な生活習慣を理解し、実行しましょう。なお生活習慣を整えるきっかけとして健康診断を受けることも大切です。
また、特に基礎疾患のある方は、かかりつけ医などのアドバイスを参考にしながら体調管理に気をつけるようにしましょう。